銃乱射事件

またアメリカで銃乱射事件があった。約60名もの死者が出てしまった。しかもこれは、約400メートルも離れたホテルの32階の客室から、ライブ会場に向けて1名の男に自動小銃で狙われたものだ。そんなに離れた場所から放たれた弾丸でも、これほどの殺傷能力があるという最悪の情報が世界中に放たれてしまった。

個人的には、このような事件があると、すぐに「銃を無くせば良い」と安易に考えがちだが、アメリカでは、このような事件があればあるほど、銃の購入者が増えるという。彼らは言う。「銃を持って自分の身を守らなければ、銃を持った悪い人間にやられてしまう。」

政治的に強い影響力を持つという全米ライフル協会も、「人を殺すのは人であり、銃ではない。」と主張している。また、アメリカでは銃関連企業で多くの人々が雇用されており、重要な産業となっている。

北朝鮮ロケットマンばかりでなく、このアメリカの銃に係る問題についても大いに世界で議論すべきではないだろうか。